2015年04月11日

芸術の哲学 渡邊二郎 ちくま学芸文庫


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文学作品や音楽・絵画は、なぜ私たちを魅了してやまないのだろうか?
美の成立根拠を人間的主観の心の在り方のうちに求める、これまでの「近代主観主義的美学」では、
芸術を十全に理解することはできない。
生と世界内存在の真実が開示される場こそが芸術作品であり、
その輝き(シャイネン)と現出(エルシャイネン)の結果が美(シェーン)となるのではないのか。
アリストテレスの『詩学』から始めて、
ニーチェ、ハイデッガー、ガダマーへと至る「存在論的美学」の太い系譜を辿り、
また翻って、美を希求する人間の動機を探るべくフロイト、ユングを検討し、
カント、ショーペンハウアーの芸術論、人間論、情念論を存在論をもって再評価する。

書籍データより。


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